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最終更新 2026/08/13

RosePerfumeの罠

「君の言うところの犯人であることを私は否定しよう」

探偵を名乗る少年を前に男は不敵な笑みを向ける。

「まず……だ、君が語る証拠は私を示すものではなく、この方法ならば私であろう……という予測に基づくものである。違うかね?」
少年は悔しげに唇を噛む。そんな姿を視界に納めた男は「ふむ」と小さく声を漏らし思案を巡らせた。

「なるほど、どうやら今の私の推理は強ち外れていなさげだ。なら次に進んでみるとするか。君にとっては私が犯人でなければ困る……ということだろう?」

「……!」

視線が逃げたね、これは正解でよさそうだ。では次だ……ここ迄の事実から、君はこの事件の犯人が私ではない事を知っている」

男が少年との距離を一気に縮める。少年は微かに身体を震わせ本能的に彼から距離を取ろうと後退るも彼はそれを許さない。

「このご婦人を殺めた犯人……それは」

「……そうだ、僕だ!」

「君ではない」畳む


#SS 380文字